【平山郁夫画 『絲綢之路天空』】

 

 「絲綢之路」(シルクロード)は、日本のシンセサイザー奏者であり作曲家でもある喜多郎(きたろう、1953年2月4日 - )が、1980年にNHKが制作したドキュメンタリー番組『NHK特集 シルクロード』のテーマ曲として作曲した楽曲で、同年発売されたアルバム『シルクロード・絲綢之路』に収録されています。

 

 喜多郎は、自然環境からインスピレーションを受けた独自の楽曲を多数作曲していますが、この「絲綢之路」は彼の名を日本中に知らしめることになった出世作であり代表作でもあります。

 

 「シルクロード」(絹の道、英語: Silk Road, 漢語:絲綢之路)とは、2000年以上も前から支那の特産品であった絹を地中海付近へ輸出するための交易路の総称で、特定の整備された道路があったわけではありません。
 交易路は大まかには北方の蒙古付近を通る「草原の道」、タクラマカン砂漠などに点在するオアシスを経由する「オアシスの道」、支那海からインド洋を経由する「海の道」などがありましたが、一般的には「オアシスの道」がシルクロードと呼ばれており世界遺産に登録されているのもこの「オアシスの道」の一部です。

 

 今回は、喜多郎本人のシンセサイザー演奏と、北京出身の二胡奏者で大阪芸術大学を卒業後日本の富山県に張鶴音楽事務所を設立して演奏活動の傍ら二胡教室を開いて演奏指導をしている張鶴(チョウ・カク)の二胡演奏をご紹介します。

 

 

 【喜太郎の演奏】

 



❤♫ 喜多郎 - 絲綢之路

 

 

 【張鶴の二胡演奏】

シルクロード 二胡奏者:張鶴 シルクロード

 

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