Changing partners チェインジング パートナーズ Patti Page パティ・ペイジ We were waltzing together to a dreamy melody
When they called out "Change partners"
And you waltzed away from me
Now my arms feel so empty as I gaze around the floor
And I'll keep on changing partners
Till I hold you once more 私たちは夢のようなメロディーに合わせてワルツを踊っていたの そのとき、「パートナーを交替してください」と呼びかける声が聞こえたの
そして貴方はワルツを踊りながら私の許から去って行ってしまった
私はダンスフロアを眺めまわしながら、今両腕の中が空っぽになった寂しさを感じている
そして私はこれからパートナーを替え続けるわ
貴方にもう一度巡りあうまで
Though we danced for one moment
And too soon we had to part
In that wonderful moment
Something happened to my heart
So I'll keep changing partners
Till you're in my arms
And then Oh, my darling
I will never change partners again 私たちがダンスを踊っていたのはとても短い間だったのに
離れ離れになるのはとても早すぎたわ
二人で踊っていたその素敵な瞬間に
突然何かが私の心の中に芽生えたの
だから私はこれからもパートナーを替え続けるわ
あなたが私の両腕の中に戻って來るまで
そしてあなたが戻って来たなら、あ~、私の愛しい人よ
私は決して二度とパートナーを替えたりなんかしないわ
「絹の声」と評されたパティ・ペイジ、歌手生活60有余年を経て「麻の声」になるまで、何度も何度もこの楽曲をセルフカバーしていますが、今回は、初出から約10年後の録音でご紹介します。
初出との変更点は、モノラルからステレオになったことと、詞句の一部「I introduced her to my loved one」の主語「I」を省略して演唱していることです。
アメリカが生んだ国民的大歌手のパティ・ペイジ、6年前の元日に85歳の天寿を全うしました。
Tennessee Waltz
Patti Page I was dancing with my darling to the Tennessee Waltz
When an old friend I happened to see
(I) introduced her to my loved one
And while they were dancing
My friend stole my sweetheart from me
I remember the night and the Tennessee Waltz
Now I know just how much I have lost
Yes, I lost my little darling
The night they were playing the beautiful Tennessee Waltz
今回は、前回ご紹介した「Molly Darling(愛しのモーリー:茉莉親愛的)」と曲調が似ているためしばしば混同される「たふときわが友」 (別題:「いつくしみ深き)」、原題:「What A Friend We Have In Jesus」)をご紹介します。
この楽曲は賛美歌のひとつで、日本でもキリスト教会での結婚式や葬式などでよく歌われています。
そのような中で、1854年に故郷のアイルランドから母危篤の知らせが届きます。
しかし、一時期オンタリオ州の學校で教鞭をとって収入を得ていたこともあるスクライヴェンですが、貧しい伝道師としての生活が長かった彼には旅費を工面することができませんでした。
そこで、涙にくれながら一片の詩を書いて母に贈りました。
それがこの What a friend we have in Jesus(たふときわが友:いつくしみ深き)です。
歌詞の内容は、イエスへの信仰により悩みや苦しみを癒そうと呼びかけるものになっています。
從って、決してお目出度い詩ではないので、あまり結婚式に相応しい讃美歌とは言えません。
作詩当時は一般公開する予定はありませんでしたが、1864年にHasting, Social Hymns,という讃美歌集に匿名で収録しました。
その後、福音唱歌系の歌集に転載されて、一般の礼拝用歌集にも収録されるようになりました。
コンヴァースがスクライヴェンの詩を知ったのは、「 Erie (エリー)」を作曲して間もなくのことで、当時著名な職業作曲家であった Ira David Sankey (1840-1908)が自身の歌曲集の中にスクライヴェンの詩に曲を付けたものを収録しているのを見た時でした。
コンヴァースは、この「What a Friend we have in Jesus(たふときわが友)」の詩が自分の書いた「 Erie (エリー)」の曲にピッタリであることに気付き、両者をセットにして1870年にSilver Wings,1870に発表しました。
その後、Gospel Hymns and Sacred Songs,1875に掲載されて評判となり全米に広まりました。
この曲がヒットしたことにより、それまで匿名であった作詩者のスクライヴェンの名も世に知られるようになりました。
What a Friend we have in Jesus たふときわが友 エスキリストは 我們在耶穌裡有多麼的朋友
作詞:Joseph M. Scriven(1855)
作曲:Charles C. Converse (1868)
1 What a Friend we have in Jesus,
All our sins and griefs to bear!
What a privilege to carry
Everything to God in prayer!
O what peace we often forfeit,
O what needless pain we bear,
All because we do not carry
Everything to God in prayer! たふときわが友(とも) エスキリストは
つみとがうれひを とりさりたまふ
こゝろの悲歎(なげき)を つゝまずのべて
などかはおろさぬ おへるおもにを 我們在耶穌裡有多麼的朋友,
我們所有的罪惡和悲傷!
有什麼特權要攜帶
祈禱的一切都歸於上帝!
我們常常放棄什麼樣的和平,
我們承受了什麼不必要的痛苦,
因為我們沒有攜帶
祈禱中的一切都歸於上帝!
2 Have we trials and temptations?
Is there trouble anywhere?
We should never be discouraged,
Take it to the Lord in prayer.
Can we find a friend so faithful
Who will all our sorrows share?
Jesus knows our every weakness,
Take it to the Lord in prayer. たふときわがとも エスキリストは
われらのよわきを しりてあはれむ
なやみかなしみに しづめるときも
いのりにこたへて なぐさめたまはん 我們有試煉和誘惑嗎?
有地方有麻煩嗎?
我們永遠不應氣餒,
在禱告中把它帶到主面前。
我們能找到一個如此忠誠的朋友嗎?
我們所有的悲傷都會分享誰?
耶穌知道我們的每一個弱點,
在禱告中把它帶到主面前。
3 Are we weak and heavy-laden,
Cumbered with a load of care?
Precious Savior, still our refuge—
Take it to the Lord in prayer; Do thy friends despise, forsake thee?
Take it to the Lord in prayer;
In His arms He’ll take and shield thee,
Thou wilt find a solace there. たふときわがとも エスキリストの
ふかきいつくしみ 永久(とは)にかはらず
世(よ)の友(とも)のわれを すてさるときも
いのりにこたへて 憐憫(いたは)りたまはん 我們是弱者還是沉重的,
多重護理?
珍貴的救主,仍然是我們的避難所 -
在禱告中把它帶到主面前;
你的朋友鄙視,拋棄你嗎?
在禱告中把它帶到主面前;
在他的懷裡,他會接受並保護你,
你會在那裡找到安慰。
【アメリカ同時多発テロでのユナイテッド93便の墜落現場に設置された仮設の追悼碑】
(碑文の表題は「Angels of Freedom(自由の天使たち)」と記されている。)
"Little Did She Know" (彼女には知る由もなかった)は、アメリカのシンガーソングライターのクリスティー・ジャクソン(Kristy Jackson、1955.8.31-)が2001年にShe'd Kissed A Hero(彼女はヒーローに口づけしたのだった)の副題を付けて発表した楽曲です。
この楽曲は、2001年9月11日に国際テロ組織のアルカイダが引き起こしたアメリカ同時多発テロの際、ハイジャックされた4機の飛行機のうち、唯一、乗客乗員の戦いにより、テロリストの目的(国会議事堂かホワイトハウスの破壊)を阻止した、ニューアーク発サンフランシスコ行のユナイテッド航空93便で、乗客・乗員のリーダーとなってテロリストと戦ったトッド・モーガン・ビーマー(Todd Morgan Beamer、1968.11.24 – 2001.9.11)を始めとして犠牲になった彼らを追悼し、その功績をたたえるために作られたものです。
歌詞の中では、機内のビーマーが妻と直接電話により会話する設定になっていますが、実際は彼が使った機内電話はカスタマーセンターに転送されたため、彼が話したのは偶然同じ名前のリサでしたが、GTE機内電話サービス会社の電話監督者のリサ・ジェファーソン(Lisa Jefferson)でした。
ビーマーはジェファーソンに "If I don't make it, please call my family and let them know how much I love them." (私が電話できなかったら、私の家族に電話して、私がどれほど彼らを愛しているかを知らせてください。」と要請しました。
その直後、ジェファーソンは機上の誰かのくぐもった声を聞き、それにビーマーがはっきりした声で "Are you ready? Okay. Let's roll!" (準備はできてるか? 大丈夫。さあやろう!」と答えるのを聞きました。これがビーマーの最後の言葉になりました。
この "Little Did She Know" (彼女には知る由もなかった)は、クリスティー・ジャクソンが発表してから、多くの歌手によってカバーされています。
その中から、今回はパティ・ペイジ(Patti Page、本名:Clara Ann Fowler、1927年11月8日 - 2013年1月1日)の演唱でご紹介します。
1950年のテネシーワルツの大ヒットから58年、2008年に発表したアルバム「Best Country Songs」に収録しているカバー版です。
「絹の声」と称されたパティ・ペイジ、御年81歳で「麻の声」となって若い時以上に情感豊かに演唱しています。
Little Did She Know 彼女には知る由もなかった 她一點都不知道
He found some socks
She choose his tie
When he left for work that mornig
He was just another guy
Going to work
He'd have to fly
Out to a meeting in L.A
So she had kissed him twice goodbye 彼は何足かの靴下を探し出した。
彼女は彼のネクタイを選んだ。
その朝彼が仕事に行こうとしているとき
彼はまるで別人だった。
彼は仕事に行くため
飛行機に乗らねばならなかった。
ロサンゼルスでの会議に行くため。
そこで彼女は彼に2回さようならのキスをした。 他找到了一些襪子,
她選擇了領帶。
那天早上他去上班時,
他只是另一個人。
他必須上飛機
去洛杉磯開會,
所以她吻了他兩次道別
Little did she know she'd kissed a hero
Though he'd always been one in her eyes
But when faced with certain death
He said a prayer and took a breath
And led an army of true angels in the sky
Little did she know she'd kissed a hero
Though he'd always been an angel in her eyes
Putting others first its true..
Thats what heroes always do
And now he doesnt need a pair of wings..to fly 彼女には知る由もなかった。彼女がキスした相手は一人のヒーローであったことを。
彼女の目には彼はいつでもヒーローとして映っていたにもかかわらず。
しかし、確実な死に直面したとき、
彼は祈りをささげ、息をのみ、
そして、その大空の中で真の天使の軍団を指揮した。
彼女には知る由もなかった。彼女がキスした相手が一人のヒーローであったことを。
彼女の目には彼はいつでも天使として映っていたにもかかわらず。
他人のことを第一に考えるということは、真に…
ヒーローたちが常に行うやりかたである。
そして今、彼に双翼は不要となった…空飛ぶための双翼は。 她幾乎不知道自己曾親吻過一個英雄。
儘管他一直是她的英雄。
但是當面臨一定的死亡時,
他說了祈禱,深吸了一口氣,
並帶領一支由真天使組成的大軍在空中。
她幾乎不知道自己曾親吻過一個英雄。
儘管他一直是她眼中的天使。
首先將別人的本來面目..
這就是英雄們一直在做的事情。
現在,他不需要一對翅膀..爲飛舞
The phone had rung
His voice was calm
Before he could tell her anything
She knew something was wrong
"I Love You So"..
Last words he said
She said "I Love You Too"..
Then the phone went dead 電話が鳴った。
彼の声は落ち着いていた。
彼が何かを話す前に
彼女は何か悪いことが起こったと分っていた。
"I Love You So" ..
それが彼の最後の言葉だった。
彼女は" I Love You Too "..と言った。
そして電話は途切れた。 電話響了。
他的聲音情緒很平靜。
在他能告訴她任何事情之前。
她知道某事是不對的。
“我愛你如此。”
最後一句話他說。
她說“我也愛你”。
然後電話壞了。
Little did she know she'd kissed a hero
Though he'd always been one in her eyes
But when faced with certain deaths
He'd said a prayer and take a breath
And led an army of true angels in the sky
Little did she know she'd kissed a hero
Though he'd always been an angel in her eyes
Putting others first its true
Thats what heroes always do
And now he doesnt need a pair of wings to fly 彼女には知る由もなかった。彼女がキスした相手は一人のヒーローであったことを。
彼女の目には彼はいつでもヒーローとして映っていたにもかかわらず。
しかし、確実な死に直面したとき、
彼は祈りをささげ、息をのみ、
そして、その大空の中で真の天使の軍団を指揮した。
彼女には知る由もなかった。彼女がキスした相手が一人のヒーローであったことを。
彼女の目には彼はいつでも天使として映っていたにもかかわらず。
他人のことを第一に考えるということは、真に…
ヒーローたちが常に行うやりかたである。
そして今、彼に双翼は不要となった…空飛ぶための双翼は。 她幾乎不知道自己曾親吻過一個英雄。
儘管他一直是她的英雄。
但是當面臨一定的死亡時,
他說了祈禱,深吸了一口氣,
並帶領一支由真天使組成的大軍在空中。
她幾乎不知道自己曾親吻過一個英雄。
儘管他一直是她眼中的天使。
首先將別人的本來面目..
這就是英雄們一直在做的事情。
現在,他不需要一對翅膀..爲飛舞
Now he doesnt need pair of wings...to fly 今彼に双翼は必要ない...天使となって空飛ぶための双翼は… 現在他不需要雙翼了..爲飛舞